フー太&ばぶの子育て奮闘記
(ばぶちゃん追悼ページ)





皆様、お久しぶりです。僕、フー太だよ。
僕の奥さんのばぶちゃんが、2009年6月12日(金)に虹の橋に旅立ってしまったんだ…
Mitsukoママも僕も、まさか ばぶちゃんが病気になるなんて考えたこともなかった…

僕も病気になってしまたから、約1年半もの間、ばぶちゃんとは別居生活になってしまたし、とても淋しい思
いをさせてしまったこと…本当にごめんね…

僕の病気は今のところ「不治の病」だし… 

僕は……

僕は、自分の最後は、ばぶちゃんに看取ってもらって静かに静かに旅立とうと思っていたんだよ…
それなのに…先に行ってしまうなんて…

でも、向日葵のように可愛くて、明るく輝いていたばぶちゃんだったから、あまり暗くならないように、
2006年の春に明るく元気な赤ちゃんを3羽も授り、ふたりで一生懸命育てあげた時のことをお話するね…

Mitsukoママは「ばぶちゃんが、精一杯生きた記録だからね。」って言っていた。

そして、ばぶちゃんが大好きだったkayokoさんは「3羽も元気なヤエザクラを残してくれたばぶちゃんは、
きっと現世での修行は終わったんだね…。」って言っていたって…










ばぶちゃんが王国に来た日、王国の恒例行事、ポポ&ぷくにご
挨拶。
初めて僕と出会った時は、まだまだ小さな女の子だったよ。
僕たちは、2002年のお正月に出会ったんだ。ウリちゃん
が見守る中、芍薬のお花の下で愛を誓い合ったのさ。
僕の可愛い奥さんは、すごーく甘えんぼだったな…








ばぶちゃんは、ボタンの女子にもかかわらず、紙切
りが下手くそでさっ、細長く切ることが苦手だったん
だよ。Mitsukoママは珍しい…と言っていたけど、確
かに…
こんな風に、Mitsukoママに巣草として貰った紙を、
そのまま巣箱に押し込んじゃうんだよ。
ちなみに、こっちは「ぐみちゃん」が作った巣箱だよ。これが普通だよね〜〜〜。 ぼかぁ、ちょっと落ち込むぜ…







ばぶちゃんは、6個の卵を産んで、毎日毎日ずーっと大切に抱いていたよ。僕は、昼間は、ばぶちゃんにご飯を運んで食べさせて、夜は、抱卵に参加して一緒
に温めながら眠ったんだ。
この時期、とにかく!体力勝負だから、いつもは少ししか食べない野菜やペレットも、子供達のためにたくさん食べたよ。







2006年5月5日 ウゴウゴヤエザクラの第1子(こま
め)が無事誕生しました。
こまめちゃん生後2日目、もうこんなに大きくなった
よ。
2006年5月8日 第2子(てまり)が誕生しました。産毛がオレンジ色に輝いていたんだ。 (てまり、孵化15時間後の写真) 2006年5月10日 第3子(ここちゃん)が誕生。
一番ちびっ子のここちゃん、生後3日目の写真
です。 みんなソノウがパンパンだね。










こまめ:生後15日、 てまり:生後12日、 ここ:生後10日

まだまだ巣箱の中で過ごしていた3羽ですが、
一日1回、「Mitsukoママ」と「ポポ&ぷく」の触合いタイムがありました。
この時間は、両親の「フー太&ばぶ」のちょっとした休憩タイムでもありました。


僕たちは、初めての子育てゆえ、3羽の赤ん坊のご飯の世
話や毎日ビュービュー伸びる羽のお手入れやらで、子供達
の細かな部分に手が届かなくて、時々、チビッ子のお尻に
ウンチが付いたままになっていたんだ…
ウンチはすぐに乾いてしまって、お尻に蓋をしてしまうから、
見かねたポポおじちゃんやぷくおばちゃんが、子供達のお尻
の世話をしてくれたんだよ。

↑の写真はポポおじちゃんが、ここちゃんのお尻をキレイ・キ
レイしてくれているところ。
ふたりは、かつて5回も子育てをしたベテラン夫婦だからね〜。こんなふうに、いつも子供たちを綺麗にしてくれたよ。
ホント、心強かったな〜。
チビッ子達も優しいお爺ちゃん、お婆ちゃんに思いっきり甘えていたよ。




こまめ:生後24〜28日、 てまり:生後21日〜25日、 ここ:生後19日〜23日

こまめにエビシッポが生えてきたよ。 鳥の両親と暮らしていると、毎日せっせと雛毛の処理をしてくれるから、いつも綺麗になっているね〜。 ポポ&ぷくも 毎日かかさず 毛繕いをしてくれました。 6月3日 ここちゃんにも小さなエビが…












子供達が生後30日を過ぎたのを機に、巣箱を取り除きその代りにケージ内に枡かごを入れ、
その中で子育てをしてもらいました。公開子育てです。
Shopで見かけるヒナヒナちゃん達は、この時期の仔達ですかね…

王国では、生後1ヶ月を過ぎても、まだまだ鳥の父ちゃん、母ちゃんと一緒に過ごさせます。


→(右)の写真は、Mitsukoママが大好きな写真で
す。お父ちゃんのフー太と3羽の子供たちが
川の字になってお昼寝しているところ。
フー太のお父ちゃんぶりも、ばぶのお母ちゃんぶりも見事なものでした。
夫婦で協力しながら、一生懸命育てていました。

Mitsukoママは、そばで見ているだけで癒される毎日でした。
←(左)の写真は、フー太と こまめが一番末っ子の
ここちゃんの毛繕いをしてあげているところ。

こまめは、すっかりお兄ちゃんしています。
食欲旺盛の子供たち。

まんまチョーダイ!
ポポ&ぷくは、チビッ子達が気になって、気になって
いつまでもストーカーのように覗いているのです。 

ポポ爺は、何故かいつでもこの格好で見ていまし
た。

← Mitsukoママが「もう帰ろう」と言いながら抱っこし
てケージに戻してあげないと、ずーっとこの格好の
まま動きませんでしたぁ〜。













生後45日を過ぎたころになると、羽もすっかり生えそろい、クチバシにはまだおヒゲは残っているものの、
ケージ内をチョコチョコ動き回るようになりました。一番上の止まり木にも止まれるようになりましたよ。
大人顔負けです。


この時期、末っ子のここちゃんは、止まり木に止まるのは、まだ無理みたいでした。 とっくに、ひとり餌になっているのに、まだまだお母ちゃんに甘えてご飯をもらっています。
両親は、この時期になると、あまりたくさんご飯をあげなくなります。
一日も早く自分で食べるように仕向けている様子でした。
下にいる末っ子のここちゃんを気遣う両親。






この日はここちゃんが家族と過ごす最後の日でした。

みんなに「明日でここちゃんとさよならだよ…」と言って聞かせていたので理解していたのでしょう。この日の夜はみんなでくっ付き合っていることが多かったです。 お父ちゃん、お母ちゃんに挟まれて王国での最後の夜を過ごす
ここちゃんです。
家族全員で一列に並んでいます。







kayokoさん宅には、フー太&ばぶも一緒に連れて行きました。
フー太父ちゃんのお胸にピトっとくっついている ここちゃん。
ばぶもフー太もここちゃんとのお別れは理解している様子でした。














皆様、今まで本当にありがとう。私の残したヤエ達をこれか
らもお願いします。 


2009年4月26日 こまめと…
2009年4月26日 てまりと…
2009年4月26日 ここちゃんと…


フーちゃんったら、私がいなくなってから体重が4gも下がっ
てしまったって聞いたわよ…身体のために、ちゃんとご飯を
食べて体力をつけてね。まだまだ子供達のそばにいてあげ
て。 いつか会える日まで ちゃんと待ってるから。

王国のみんなも Mitsukoママも元気でね!    ばぶより





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